スムリクバボウル

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クロアチアで開催された10歳の年の世界大会『スムリクバボウル』を観戦して来ました。

スムリクバ・テニス・クラブのオーガナイザーのMioさんとは長男が出場した5年前からの付き合いで、その間、大会創りや当該大会のコンセプトである「More than tennis」についてメールを通じて学ばせて頂きました。

Win Sports Visionの「テニスを通じたグローバル人材育成サポート」活動はMioさんからの影響を受けています。

大会前日・前々日のオリエンテーション、大会初日のプライヤー・ファーストなオープニングセレモニー、イグナ・ダブルス大会(DingleGame)、保護者向けセミナー (某イタリア人有名コーチ、ウィルソンの選手契約担当者)、離島ビーチ・ツアーなどなど、「More than tennis」のイベントにジュニア選手、保護者が共に貴重な経験の出来る1週間でした。

保護者向けの某イタリア人有名コーチのレクチャーで印象に残ったのは次の2点です。

① ジョコビッチ選手vsアルカラス選手の全仏決勝では、双方セカンドサーブでのポイント獲得数がファーストサーブのそれよりも多かったこと (= セカンドサーブでのポイントが重要)。

② 5~10年以内に再びネット・プレイが勝敗を分ける程、重要性が増すこと。

大会のレベルは、各国のトップジュニアが終結しているだけありクオリティーがとても高く、熱戦が多かったです。

男子は、安定的なテニスをする身長の高いアメリカ人選手が優勝をしました。
大会を観戦しながら、以前お話を伺ったバルセロナの某テニスアカデミー・ヘッドコーチが低年齢で勝てる選手の特徴に言及していたことを思い出しました。

それは、
① 身体的な成長が速い
② メンタルが成熟している
③ 技術力がある
の内、どれか一つが突出しているか、もしくは①~③のバランスが取れている選手です。

参加選手はクラブ内にある卓球台、トランポリンなどでテニス以外の時間を満喫しつつ、クラブ近くにあるレストランでは選手同士が同じテーブルに座りながら交流を図ったり、かくれんぼを楽しんでいました。

各国トップジュニアと言えど、テニス以外のこう言った時間が、一番思い出に残ったのかもしれません。

正に「Morethan tennis」の経験となりました。