深センITFジュニア大会

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最後に深センを訪問したのが武漢市でコロナが騒がれ始めた直後の20年1月。
3年半ぶりに深センに行きました。
コロナ以降、日本人が中国本土に入国するためにはビジネス・ビザの取得が必要ですが、香港から深センに入国できる深セン側の3ヶ所のイミグレーションでは、アライバル・ビザの申請が可能で、取得すれば深セン市内限定であるものの最大6日間の滞在が認められます。

深センでのITFジュニア大会の予選サインインが土曜日だったため、土曜の朝一から深センに入国しました。
アライバル・ビザには一日当たりの人数枠があるため、申請窓口が開く30分前に到着しました (9時~16時)。ただ、整理券番号は6番だったものの、ビザが取得出来たのは10時過ぎでした。

イミグレから大会会場近くのホテルまではタクシーで約20分。
タクシーは中国を代表する電気自動車メーカーのBYD製で、流石、政府がEV化に力を入れているだけあり、多くの自動車がEVでした。

さて、大会ですが、ゼロ・コロナ政策の影響もあってかポイントのない国内強豪選手が予選からのスタートとなった一方で、香港、シンガポール、台湾、韓国などからの海外選手が本選スタートとなり、予選のレベルがとても高かったです。また予選も本戦も男子は64ドローだったため、予選からスタートした場合、ポイント獲得には5試合勝利する必要があり、タフさが求められる大会でした。

男子の中国人選手の身長は高く (親はさほど大きくないものの)、体格はひょろっとした感じではなく、かなりガッチリとした感じのため、テニスは力強く、ミスを恐れずガンガンと打ち込んでくる選手が多くいました。同じ東アジアですが、スタイルはどちらかと言うとヨーロッパよりなのかもしれません。

大会運営スタッフはとても親切で対応は良かったです。
またテニスコートのクオリティーは高く、スローコートであったため、力強いテニスの中、ロングラリーが多々見られました。

久しぶりの深センに当初不安はありましたが、ハード面、ソフト面ともに素晴らしい大会でした。

深センでのITFジュニア大会、おススメです。