ルーマニアの首都ブカレスト空港にはハンガリー系LCCのWizz Airで到着。
空港到着後のイミグレは他の都市からの到着便とも重なり、また空港スタッフによる列の仕分けがなかった事から横入りをブロックしながらの入国手続きとなりました。
到着時間によっては、また飛行機の座席が後方の場合は、入国に時間がかかる可能性があることを計算に入れた方がベターです。
海外でのデータローミングを避けるため、SIMカードを空港キオスクで購入、事前に予約したレンタカー会社のスタッフが待つ出発ロビーへと向かいました。
因みに支払いは基本現地通貨Ronも、外国人の多い場所ではユーロも可。
ヨーロッパでの運転には慣れているものの初のルーマニアでした。Googleマップを活用し、ブカレストから160キロ離れた大会のあるブラショフへ移動しました。
高速道路一本ではなく、一般道や山道を通り、また渋滞にも巻き込まれながら約3時間半かけてオフィシャルホテルのRegal Hotelに到着。
前回カイロ大会のオフィシャルホテルに比べるとこ綺麗な感じで、スタッフも親切(カイロでは何かとチップが必要)でした。
尚、ルーマニアは英語が普通に通じるため、言語面でストレスはありません。
ブラショフは歴史的にドイツの影響を受けた時期もあるため市街地では歴史を感じるドイツ系の建造物を多く見かけました。
今大会会場のコートサーフェイスはインドアクレーコート。
全部で5面しかなく、ウォームアップには苦戦しました。
5面の内、1-3番コートのあるインドアのルーフはとても低く、ベースライン後方のスペースは狭し。。。
クレーコートにもかかわらず後ろに下がれない、コートでした。
地元選手に明らかに有利な会場であるものの、色々なコートを体験出来る、これも遠征の醍醐味なのでしょう。
また後ろにスペースがないため、保護者、コーチ、仲間選手達はコート内に入り、コートサイドのベンチに座りながらの観戦となりました。
ITFジュニアの大会でコート内で観戦する大会は稀ではないでしょうか。
コート内に入り、後ろではなく横から試合を観戦する、近過ぎてしまい、ボールの速さに目が追いかない、個人的にはそこにストレスを感じました。。。
ルーマニア人選手の特徴はデカイ、パワフル。
今大会の男子選手の平均身長は180センチ以上はあり(16歳にもなれば185センチが普通)、非常にアグレッシブで、サーブの威力にも驚かされました。
8月の深セン大会で中国人選手の大きさ、攻撃力にも驚きましたが、ルーマニア大会の方がレベル的には上だったかもしれません。
ヨーロッパは大会のグレードが低くてもやはりコンペティティブな環境が揃っています。
今大会準決勝にはノンシードのスペイン人ジュニアが2名勝ち残り(参加も2名)、そんなヨーロッパの中でも改めてスペイン男子の選手層の厚さを実感しました。
(前回11月カイロ大会の優勝者もスペイン人ジュニア。。。)
他方で、スペインに住むルーマニア人コーチがスペイン人選手を遠征でルーマニアに帯同する流動性のある人材市場、西ヨーロッパと東ヨーロッパのヒトの移動を円滑化してくれるLCCのWizz Air (スペインにもLCCのVueling Airあり)、景気減速・低迷も、ヒト、モノ、資本の移動の自由なEUの強さも感じました。
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