コルネラ地区ではテニスヨーロッパ14歳以下カテゴリー1のTEC大会が開催されており、日本からはチームヨネザワの選手が参戦してました。
大会スポンサーのTECはスペインの超富裕層をバックに運営しているスペイン屈指のテニスアカデミーです。
その資金力から所属選手には全額奨学金が付与され、選ばれしエリートは無料でコンペティティブな環境えハイクオリティーなトレーニングを受講しています。
(基本、年間での見直しのためシビアといえばシビアですが…)
TEC大会は観客席あり、予選から審判あり、と、とても14歳以下大会とは思えない雰囲気創りがされていました。
このコルネラ地区のテニス施設には約40面のテニスコートがあり、TEC、RV、バルドウ(旧ブルゲラ)などのテニスアカデミーの拠点になっています。
さて、今回改めて感じたテニス留学について、日本からバルセロナに長期でのテニス留学する場合、主に下記の2通りのパターンが考えられます。
① フルプラットフォームを備えたアカデミーへの留学
② 学業でオンライン通信制を選択した留学
①の代表的なアカデミーはエミリオ・サンチェス・アカデミー。アメリカン・インターナショナル・スクールがキャンパス内にあり、文武両道のキャリアパスを実現できつつ、セミプライベートを中心としたトレーニングが提供されます。旧ブルゲラのバルドウは小規模なため価格帯は比較的リーズナブルであるものの、スクールはスペインの教育システムを採用しているためスペイン語がある程度理解できないと厳しいです。また年齢によっては同年代の選手がいない可能性もあります。
②の代表格はルブレフ選手所属の4Slam。当校ではオンラインスクールを利用しながら、経験豊富なコーチ陣による指導が行われます。ルブレフ選手の活躍もあり、近年、国際的には知名度が上がっています。
ただ、②を選択する場合、国際的な知名度がなくてもバルセロナには有名アカデミーから独立をしたコーチが運営するローカルのアカデミーも豊富です。
例えば、4 Slamから直近独立したコーチが旧ブルゲラ・アカデミー跡地で新たにテニスチームを創設しました。選手数は現在7名で14名に達した段階で募集は締め切られます。
またATPChallengerやITF Futuresで活躍した元選手がプライベート・コーチとして活動しているケースも多々あります。
週末にヒッティング・パートナーになってもらうのも成長に繋がるでしょう。
①のフルプラットフォーム・アカデミーを選択しない場合、トライアルをしながら自分にあった環境を決めていくことをお勧めします。
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