コンシステンシー

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先月末から約2週間、スペインを訪問して来ました。
その間、10歳以下の国内大会を2つ観戦することが出来ました。

2月、3月と元ブルゲラアカデミー香港創設者で現在は新たに立ち上げたThe One Tennis Academy香港で活躍されているバスティン・コーチの沖縄と岩手でのテニス・クリニックの通訳を担当する中で、バスティン・コーチの口から頻繁に出ていた『コンシステンシー』を思い出しました。

確か岩手でのクリニックだったかと思います。

子供達を集めてバスティン・コーチが熱く語っていたのは、大切なのは簡単なミスをなくし、1球でも多くコートにボールを入れること、でした。

クリニック中に、子供達のミスが重なり始めたタイミングでした。

今回のスペイン国内大会で上位に進出して来ていた選手、

それは
『コンシステンシー』
を徹底している選手でした。

ボールを入れるという表現にしてしまうと、シコラー、といイメージに日本でなってしまうかもしれません。

『コンシステンシー』
とはボールを確りとミートして打ち返し、ミスをせず継続的にラリーをする、ことと個人的には捉えてます。

沖縄、岩手でバスティン・コーチは、繰り返し、
『コンシステンシー』
という言葉を発していました。

レッドクレー・コートが主流のスペインだからこその単語なのかもしれません。

他方、『コンシステンシー』を徹底していた選手は、
浅く入って来たボールに対する前への動きの速さ、
またスピンを確りとかけて打ち込む際のスピンへの意識の高さ、
は素晴らしく、
『勝つテニス』
が何かを学べることが出来ました。

コンシステンシーが先ずベースにあって、それから『展開力』なのかもしれません。

 

普段とは異なった環境に身を置いて異なったテニス・スタイルを経験する、
これも成長の一つですね。

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